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企業データベースを購入するメリットとその選び方とは? 事例を交えて解説




企業データは、研究活動や営業活動などさまざまな場面で重要な役割を果たします。しかし企業データといっても内容は多岐にわたり、その量も膨大であるため、時間とコストを考慮しながら効率的に収集することが必要です。そこで、自身での収集、外部からの購入、またはそれらの組み合わせなど、ニーズや状況に応じて最適な方法を選ぶことが重要になります。

おすすめは、専門業者からの購入をメインにする方法です。自身でデータ収集を行うよりも効率よく、質の高いデータを収集することができます。


本記事では、研究目的で企業データを購入するメリットと購入先の選び方、およびそのポイントなどを解説します。




 

企業データを購入するメリット

 

自身で企業データを収集するのではなく、専門業者から購入するメリットを紹介します。


質の高いデータを収集できる


専門業者が提供する企業データは、精度や信頼性が高いのが特徴です。

自身でデータ収集を行おうとしても、経験やノウハウが不足しているため適切なターゲットを選定できず、古い情報や誤った情報を含んでしまう場合も少なくありません。


一方、購入したデータは専門家が目的や用途に応じて慎重に収集・精査したものです。企業の財務情報や従業員数、業種分類など、研究に不可欠な要素が網羅的に含まれています。また大規模かつ多様なサンプルを基にしているため、さまざまな角度から分析可能です。

さらに、定期的に更新される最新のデータであれば、時系列分析や産業動向の把握など、より深い洞察を得られる研究が実現できるでしょう。



データを効率よく収集できる


企業データの購入は、時間とコストの大幅な節約につながります。自前でデータを収集する場合、調査設計やサンプリング、データクリーニングなどの過程に膨大な時間と労力が必要です。

これに対し、専門業者から既存の高品質なデータを購入するだけで、これらのプロセスを省略してすぐに分析に着手できるでしょう。また、大規模なデータを個別に収集するための金銭的コストも削減できます。


結果として、限られた研究予算や期間を、データ解析や論文執筆などより本質的な研究活動に充てることが可能になります。



 

企業データの購入先の選び方

 

企業データを購入する際の業者の選び方について解説します。


目的に合ったデータがあるか

まずは、研究目的に適合するデータの選択が重要です。例えば、データの網羅性や特定の分野・地域の詳細情報、時系列データなどの研究に必要な要素を明確にします。その上で、これらに合致するデータを提供している業者を選びましょう。


コストは適正か

限られた予算内で最適なデータを収集するには、コスト意識も欠かせません。

一般的にデータ量やデータの質に比例してコストは上昇します。必要なデータの範囲と深度を明確にし、予算とのバランスを慎重に検討しましょう。


データは使いやすいか

データの使いやすさは、重要な選定基準です。使いやすいシステムはデータ分析の効率を高め、研究生産性の向上につながります。 

そのため、必要な機能へのアクセスのしやすさ、データの検索・可視化・出力機能の使いやすさなどを確認しましょう。可能であれば、チームメンバー全員でデモを試用し、操作性を確認することをおすすめします。


また、わからないことがあってもすぐに解決できるように、技術サポートの充実度も考慮に入れると良いでしょう。


既存のシステムと連携できるか

現在使用しているシステムと連携できることも重要な検討項目です。スムーズなデータインポートや統合は、データクリーニングや前処理にかかる時間を大幅に削減可能です。

そこで購入を検討している企業データが、既存の統計ソフトウェアやデータベース管理システム、または研究室で使用中の分析ツールなどと互換性があるかを確認しておきましょう。

またAPI連携やエクスポート機能の有無も、研究ワークフローの効率化に直結します。システム間の相性を事前に確認することで、購入後のデータをより活用できるでしょう。



 

企業データを購入する際のポイント

 

企業データの購入時において、データの出所や収集方法、更新頻度などの要素は重要です。次のような点を確認しましょう。


■信頼性

信頼できる機関によるデータ収集が行われているか、適切な手法で収集されているかを確認しましょう。特にオプトインデータ(収集する際にユーザの許可を得ているデータ)であれば安心して利用できるため、おすすめです。



■鮮度

購入する企業データがどれだけ最新の情報であるかを確認しましょう。具体的には、データの更新頻度や最終更新日を確認し、情報の正確性を評価します。更新頻度としては、最低でも毎月1回はデータが更新されているとよいでしょう。




 

企業データを購入するなら

NTTタウンページデータベースがおすすめ

 

上記のポイントを踏まえて、企業データを購入するならNTTタウンページのタウンページデータベース(TPDB)がおすすめです。


タウンページデータベースはNTT東日本・西日本のタウンページ(職業別電話帳)が情報源です。そのため、データ総数約800万件*と豊富な情報量を保有しています。また大企業だけでなく、地域や業種に偏りなく、個人事業主や小規模な店舗も幅広く掲載しており、さまざまな方向で活用が可能です。またオプトインデータのため、さまざまな研究に安心して利用できます。さらに毎月1回データの更新があるため、データの鮮度が高いです。

*2023年3月末現在


加えて過去のデータも蓄積しているため、過去と比較するような大学の研究にも活用が可能です。



東北大学大学院情報科学研究科の事例

東北大学大学院情報科学研究科では「街の変遷」に関する研究を行っていました。そのためには、現在だけでなく過去数十年分の「業種と所在地が紐づいたデータベース」が必要としていました。しかし、過去のデータを今からデジタルで収集することはできず、どの方法も現実的ではありませんでした。

そこで、タウンページデータベースを利用しました。


タウンページデータベースは、数十年分網羅的に情報を収集しているだけでなく、紙の住宅地図にはない利便性、メッシュデータにはない詳細情報と網羅性、建物の体裁に紐づいたデータベースにはない業種情報などタウンページならではのデータが豊富にありました。また、タウンページデータベースはそもそも職業別電話帳のデータが基のため、ユーザ側の視点で分類がなされていて、必要なデータを探しやすく、研究にも利用しやすいのです。


タウンページデータベースを利用することで、交通システムや都市の研究に適したデータを得て、従来利用していたデータだけではできなかった「質的な変化を追っていく」分析を行うことができています。





 

企業データを購入することで効率的に必要な情報を収集できる

 

研究活動や営業活動などに企業データが必要な際は、専門業者から提供されている企業データの購入を検討することをおすすめします。専門家によって収集・検証された質の高いデータを効率的に入手でき、時間とリソースを本質的な活動に集中できるためです。

データを購入する際には、目的との適合性、データの信頼性、更新頻度、コストパフォーマンスなど、いくつかの重要な選定基準があります。企業データを提供する専門業者は多数ありますが、これらの基準に基づいて自身の活動に最適な提供元を慎重に選択することが重要です。


NTTタウンページの「タウンページデータベース」は、NTT東日本・西日本のタウンページから得た、信頼性や鮮度が高いデータを提供しています。用途に合わせたカスタマイズが可能で、あらゆる活動に活用可能です。

企業データが必要な場合は、上記のポイントを考慮しながら、目的に最適なデータを選択してみてはいかがでしょうか。





2024年8月執筆




 

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