8月29日は焼肉の日!
焼肉・ホルモン都道府県別登録件数ランキング
8月29日は「や(8)きに(2)く(9)」の語呂合わせで「焼肉の日」で有ることをご存知でしょうか。焼肉の日は事業協同組合・全国焼肉協会によって1993年に制定された記念日で、「夏バテしないように焼肉を食べてスタミナをつけよう」という意味が込められています。
今回は、焼肉・ホルモン店が多い都道府県と、焼肉に関する支出が多い地域を調査しました。
焼肉・ホルモン店が最も多い都道府県は?
まずは2020年から2022年にかけての都道府県別焼肉・ホルモン店の登録件数と、10万人あたりの件数の調査結果をご報告します。
2022年における10万人あたりの焼肉・ホルモン店の登録件数の多い都道府県は、1位が石川県、2位が福井県、3位が鳥取県となりました。続く4位には大分県がランクインし、この上位4県は2020年から3年連続で順位を維持しています。
また、5位には三重県、6位には宮崎県、7位には岡山県、8位には愛媛県、9位には岐阜県がランクイン。この5県は2021年から2年連続で順位をキープしています。
なお、2021年に11位だった北海道が順位を1つ上げ、2022年には10位にランクインする結果となりました。
【1位】石川県
10万人あたりの焼肉・ホルモン店の登録件数25.96件で、石川県が1位となりました。2020年から2022年にかけて、3年連続で1位を獲得しています。石川県は肉質がきめ細かく上品な脂が特徴の「能登牛」の産地であり、県内の焼肉店でもその味を楽しむことができます。
【2位】福井県
福井県も2020年から3年連続で2位となりました。福井県は「若狭牛」というブランド牛の産地であり、特に同県の坂井市で多く飼育されています。また、同県は牛肉以外にも「ふくいポーク」や「福地鶏」などのブランド肉の産地としても知られています。
【3位】鳥取県
鳥取県も2020年から3年連続で3位にランクインしました。鳥取県は和牛の「オレイン55」、豚肉の「大山ルビー」、「鳥取地どりピヨ」といったブランド肉の産地で、県内の焼肉店でも提供されています。
焼肉をよく食べる地域は?
ここでは総務省統計局の家計調査から、焼肉に関する都市別の支出額ランキングをご紹介します。
TOP3には高知県高知市、大分県大分市、岐阜県岐阜市がランクインしました。このうち大分市のある大分県、岐阜市のある岐阜県は、人口10万人あたりの焼肉・ホルモン店の登録件数でもそれぞれTOP10入りしています。
また、人口10万人あたりの焼肉・ホルモン登録件数で1位を獲得した石川県と、7位の岡山県についても、それぞれの県庁所在地の都市が支出額ランキングでもTOP10にランクインしていることがわかりました。
焼肉の歴史
日本における焼肉の起源は、旧石器時代にまで遡ります。国内で肉を焼いた跡が残っている遺跡が発見されていることから、日本ではその時代から動物の肉を焼いて食べていたと考えられています。飛鳥時代には野生の動物を狩猟して食べていたことも文献で明らかになっています。西洋の食肉文化が日本に伝わったのは戦国時代以降のことです。
明治時代になると食肉文化が徐々に庶民にも普及していきましたが、当時は牛鍋などが主流で、焼肉が広がったのは戦後になってからでした。戦後の食糧難で牛肉や豚肉は市場に出回らなかったものの、闇市で牛や豚の内臓を焼いて提供する店が登場。これが人気となり、後にカルビやロースなどの部位も取り入れられ、現在私たちがイメージする焼肉に発展していきました。
まとめ
2022年における人口10万人あたりの焼肉・ホルモン登録件数ランキングでは、石川県、福井県、鳥取県がTOP3にランクイン。同ランキングのTOPには、北陸地方、東海地方、中国地方、九州地方から2件ずつランクインする結果となりました。
都市別の焼肉に関する支出額のランキングについては、九州地方の3都市がTOP10入りしています
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2023年8月執筆
【調査概要】
都道府県別 人口約10万人に対する「焼肉・ホルモン」の登録件数分布及び年別の推移を掲載しています。
■対象期間と抽出方法:2020年・2021年・2022年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「焼肉・ホルモン」に登録されている件数を集計し算出。
※1人当たりの登録件数は、小数点以下数桁になるため10万人換算をしています。
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