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コロナ禍でゴルフ人気が復活!ゴルフ関連ランキング

コロナ禍でレジャーが規制される中、ゴルフは、屋外かつソーシャル・ディスタンスが取れる比較的安全に楽しめるレジャーとして人気が復活しているようです。

仕事がテレワークになったり、飲み会がなくなったりと、なにかと家にいる時間が多くなったここ1~2年。体を動かす機会も減り、時間とお金に余裕が生まれた分をゴルフ代に回しているという人も多く、ゴルフ場にも練習場にも人が増えているようで、都内の練習場では、平日の昼間でも待ち時間が生じることがあるほど盛況のようです。

今回は、そんな人気が更に上昇しているゴルフに関するランキングを紹介いたします。

コロナ禍でゴルフ人気が復活!ゴルフ関連ランキング

日本人ゴルファーの活躍

2021年は、日本人ゴルファーの活躍により、日本ゴルフ界は快挙の1年となりました。
男子では松山英樹選手がアジア人として初めてマスターズを制し、日本ゴルフ界の悲願を成し遂げ、女子では笹生優花選手が史上最年少19歳で全米女子オープンを制し、日本勢としては樋口久子、渋野日向子に次ぐ3人目となるメジャーチャンピオンに輝きました。

更に東京オリンピックでは、稲見萌寧選手がニュージーランドの選手とのプレーオフを制して銀メダルを獲得しました。日本選手のメダル獲得は男女を通じて初めての快挙です。(女性のゴルファーは、毎年新しい選手が活躍しており、まだまだこれからも台頭してくると思われます。)

日本人ゴルファーの活躍

ゴルフに関するランキング

人口約10万人当たりの「ゴルフ場」登録件数による都道府県ランキング

人口10万人当たりで見ますと、ゴルフ場が多いのは1位栃木県(7.65件)、2位山梨県(6.17件)、3位岐阜県(6.04件)となっています。栃木県や山梨県は、東京から行けるゴルフ場として、岐阜県は、愛知県から行けるゴルフ場として、人気があるということでしょう。

一方、件数で見ますと、ゴルフ場が多いのは1位北海道(254件)、2位千葉県(190件)、3位兵庫県(167件)となっています。土地が広い北海道、東京近郊の千葉県、日本でゴルフ発祥の地である兵庫県がランクインしています。

ゴルフに関するランキング

人口約10万人当たりの「ゴルフ練習場」登録件数による都道府県ランキング

人口10万人当たりで、ゴルフ練習場が多いのは、1位栃木県(4.08件)、2位福島県(3.47件)、3位山口県(3.46)となっております。栃木県はゴルフ場に続いて、ゴルフ練習場も1位となっています。

ゴルフに関するランキング

人口約10万人当たりの「ゴルフ教室」登録件数による都道府県ランキング

人口10万人当たりで、ゴルフ教室が多いのが、1位東京都(0.96件)、2位愛知県(0.62件)、3位千葉県(0.59)となっております。上位に、東京都、愛知県、大阪府などが入っているのは、仕事帰りにゴルフ教室に通っている人が多いのかもしれませんね。

ゴルフに関するランキング

日本ゴルフの歴史

紳士のスポーツとして知られるゴルフ。その発祥はイギリスともオランダとも中国とも言われています。

日本にゴルフがもたらされたのは明治時代の1901年で、英国人貿易商が兵庫県六甲山中に4ホールのコースを造ったことがはじまりだとか。2年後には9ホールのコースとなり、日本最古のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」がオープンしました。

ゴルフ発祥の地である兵庫県には、クラブの製作でも歴史があります。兵庫県市川町は「国産アイアンヘッド発祥の地」*2として知られています。昭和初期にアイアンヘッドの製造を依頼された市川町の鍛冶工 森田清太郎さん*2が、刀鍛冶の技術を応用して国産初のアイアンヘッドを完成させました。
打球感の柔らかさや角度の微調整ができることから、日本国内はもちろんのこと世界でも高く評価されています。

日本ゴルフの歴史

▼参考サイト・写真提供:兵庫県市川町商工会 https://ichikawa-hyogo.jp/golf/

今後のゴルフ人気について

ゴルフの魅力は、自然の中でゆったりした気分で仲間同士で競い合えること。実際、首都圏の近隣にゴルフ場が多いのは、都心から近いのに自然が沢山残っているからでしょう。

「自然に遊んでもらう」という贅沢さと、計算されたコース設定で体力だけでなく、精神力も知力も総動員して取り組めるのがゴルフの醍醐味。しかも初心者でも、一緒に競い合える「ハンデ」というフェアなシステムが勝負の行方を面白くしてくれます。
いつ、誰が始めても無理せずに楽しめて、長く続けられるゴルフ。年齢に関係なく、趣味と健康促進をかね取り組んでいる方も多いようです。

「二十数万坪の広大な自然を1日に200名程度で占有し、5~6時間かけて楽しむ」という意味では、他の追随を許さない贅沢なスポーツであることは間違いありません。ゴルフの人気はこれからも続くことでしょう。

今後のゴルフ人気について

コラム筆者:本間 奈穂

【調査概要】
都道府県別 人口約10万人に対するゴルフ場・ゴルフ練習場・ゴルフ教室の登録件数分布及び年別の推移を掲載します。
■対象期間と抽出方法:2019~2021年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「ゴルフ場」「ゴルフ練習場」「ゴルフ教室」に登録されている件数を集計し算出。
※1人当たりの登録件数は、小数点以下数桁になるため10万人換算をしています。
※掲載情報は2021年9月時点のものです。


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