データベースとは?基本的な知識を初心者にも分かりやすく解説!~データベース活用のための4つのポイントもご紹介~

データベースのイメージ写真

最近は「DX(デジタルトランスフォーメーション)」「デジタルマーケティング」など、デジタル関連の言葉をよく耳にするようになりました。
そんな中、改めて注目されているのが「データベース」。
聞いたことはあるけどよくわからないという方に、今回はシンプルに分かりやすくご説明します。

データベースの活用には、データの種類や特長、データ活用における課題を理解することが重要となります。「これからデータ活用をはじめたい」、「うまく活用できていない」企業様向けにデータの活用方法についてまとめたE-bookをご用意しておりますので、参考としてお役立てください。
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データベースって何?

データベースとは、検索や蓄積が容易にできるよう整理された情報の集まりのことを言います。
例えば顧客情報を「会社名」や「電話番号」などの項目ごとに整理したり、複数の商品情報を「商品コード」別に分類したデータのことです。

難しそうなイメージがあるかもしれませんが、実は身近なところで使われています。
例えば

  • スマートフォンのアドレス帳
  • クレジットカードの利用履歴
  • 電車乗換の検索システム
  • ECサイトの在庫状況、顧客情報など
  • 医療機関の利用履歴(電子カルテなど)

などです。
他にも例を挙げればキリがありませんが、日々の暮らしの中で、データベースが必要不可欠な存在になっていることは、お分かりいただけたかと思います。

ではなぜ、データベースが重宝される世の中になってきているのでしょうか。

なぜデータベースが重要なのか

データベースというと、コンピュータ専門用語のような難しいイメージを持たれるかもしれませんが、元々は紙媒体でのデータの集まりのこともデータベースと呼んでいます。
それがExcelなどの出現で、紙のデータベースのデジタル化が進みました。アナログで行っていた業務を、デジタルに置き換えていく工程=「IT化」と呼ばれるものです。IT化が進んだことで、作業の効率化が一気に進みました。

そしてスマートフォンの普及により、様々な情報(位置情報、サイトのアクセス履歴など)がデータとして蓄積できるようになりました。
さらにパソコンの性能アップ、クラウド環境の普及拡大により、大量の蓄積されたデータに対応できるようになってきています。
しかし、大量のデータを集めただけでは役に立ちません。
何に活用するのか目的をもって、必要なデータを集め管理することで、はじめて有効なデータベースとなります。
そして膨大なデータを組み合わせることで、様々な事が実現可能=「DX化」を進められるのです。

例えば商圏エリアで新規店舗の検討を行う際、わざわざ実際にその場所へ赴いて現地調査をしなくても、データベースを利用することでエリアを俯瞰して把握することができます。
自社店舗の情報だけでなく他社の情報もインプットすることで、競合店の出店状況を把握しより精度の高い検討を行うことができるのです。

このように、データを効率的に管理できる仕組みが整えられたデータの集まりがデータベースであり、企業が競争を勝ち抜く上においても、重要なツールとして活用できるものになるのです。

ではデータベースを活用するために、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。

データベースを活用するにあたって

データベースを活用する際に気をつけるポイントをいくつかご紹介いたします。

情報の鮮度

元となるデータが古ければ、エラー頻度があがり効率が低下したり、情報が間違っていて営業リストとして使えない可能性もあります。データがいつ時点のものなのか、情報の鮮度を確認しましょう。

情報量

データ量が少ないと仮説も立てられず、施策実施後の分析や結果を踏まえての検証等も行うのが難しくなります。有効性が実証できる、データ数を確保することが大切です。

カスタマイズ性

「エリアを絞りたい」「年齢別に変化を見たい」など、分析したい要素にあわせたデータを揃える必要があります。

信頼性

信頼性とは、出所がはっきりしていて安心して利用できるデータということです。

例えばデータベースを活用してダイレクトメールを発送する際に、エンドユーザーの同意を得ていないデータを利用すると、エンドユーザーが「なぜこちらの住所を知っているのか」と不信感を抱き、クレームに発展してしまう場合もあります。許諾を得ているデータを、扱うようにしましょう。

もし保有されているデータに問題がある場合は、データクレンジングを実施することもおすすめです。
(データクレンジングについては、こちらの解説をご覧ください)

いかがでしたでしょうか。
データベースはみなさんの身近なところにあり、今では生活の中に溶け込んでいます。
データベースを上手に活用することで、マーケティングに役立てることができるのです。

最後までコラムをお読みいただき、ありがとうございました。
今後コラムで、様々な情報を発信していきます。ぜひお読みください。

タウンページデータベースのご紹介

弊社の「タウンページデータベース」について、ご紹介させていただきます。
「タウンページデータベース」はその名の通り「タウンページ(=電話帳)」を基にしたデータベースです。
電話帳はあいうえお順だったり職業別だったり、いろんな形で検索できるようになっている、まさに「データベース」を象徴するものです。

さきほどのポイントに沿ってタウンページデータベースについてご説明いたします。

情報の鮮度

企業(店舗)の掲載情報は、電話番号や住所変更など日々変動があり年間で約11%※が入れ替わります。変化に速やかに対応できるよう、データは毎週更新しています。

情報量

データ総数は815万件※ 。
2019年経済センサスの公表数である、640万件と比較しても、その情報量の豊富さがご理解いただけると思います。

カスタマイズ性

タウンページの強みである「業種」がセレクト可能です。
その数1,900種。業種を知ることで、マーケティングの方向性もつかめます。
飲食業だけでも100種類以上に細分化されており、ピンポイントなセグメントが可能となります。

信頼性

タウンページに掲載されている情報は、電話契約約款を弊社ホームページに掲載すること等により、第三者への情報提供に関する許諾をお客さまからいただいております。
またオプトアウト対応も行っているため、安心してご利用いただくことが可能です。

拡張性

電話番号や住所、業種が整理されているので、他のデータと連結したり組み合わせることに適しています。自社で保有しているデータとの連結はもちろん、人流などの動的データや地図データとの組み合わせなどで、様々なソリューションに活用できます。

※2021.3時点 タウンページ㈱調べ
※詳細はこちらをご覧ください。

コラム筆者:遠藤 実希子


事業所データのマーケティング活用という新たな可能性をどう広めていきたいですか?

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